ありがとう [想]
今年ももうあと少し。
たくさんの人と会い、様々な経験をして、
そしてまたひとつ、歳を重ねることができた。
風雨をしのげる部屋と、空腹を満たす食べ物と、暖かな毛布がある、という幸せ。
その中で年を越せるということは、
やはりしみじみと有難いことなのだと思う。
当たり前だと思ってはいけない。
私の、ほんとうに私的な気ままな記事を
今年も読んでくださってどうもありがとうございました。
来年もマイペースに、気ままに綴っていく予定。
もう日記ともいえないペースだけれど(笑)
気が向いたら遊びに来てくださいませ。
皆さまの一年が素晴らしい年になりますように。
イベント仕事 [想]
今日から3日間、展示会の仕事。
それにしても、りんかい線のあの混雑振りには毎年びっくりする。
そして、展示会というのは、表と裏では大違いで
あのスポットライトの当たったショーのような舞台の裏は、ゴチャゴチャのバタバタなのだ。
それはホテルやデパートなども同じで、
あの、煌びやかな非日常の空間は舞台であり、
表舞台に立つ従業員は皆ある意味役者なのだと思う。
裏から廊下を隔て、ドアをくぐって表舞台に出る。
指を鳴らして Show time!
そんな感じなのかもしれない。
出展企業の担当者やコンパニオンのお姉さんではないこの私でさえ
張り巡らされた建具の裏側から会場に出る際には
ちょっとそんな気分になるような気がする。
あまりにも裏と表のギャップが激しいからか、あのライトがそうさせるのか・・・。
とりあえず明日もがんばりまする。
今日のBGM:”Inside Scandinavia'” V.A.
Raw Fusion Recordings
久しぶりに聴いた。なんとなく気分だったので。
4年前の冬に買って、その冬のヘビーローテーションだったからか
冬になると必ず1度は引っ張り出して聴いている。
効用 [想]
金曜日、八王子にある里山に行ってきた。
やはりこれも仕事の一環である(笑)
いったいどんな仕事をしているのかと訝られそうだが
今回はいつもの山とは違い、単に仕事で使う材料の調達に来たのだった。
東京なのにこの景色。。。
というか、ちょっと道路から中に入っただけなんだけれど、
いつもの山とは違う景色に見入ってしまう。
山はきれいに紅葉していて、それを見ているだけでも「ほーっ」となる。
ちょっと斜面を登った竹林に入る。
孟宗竹が鬱蒼と茂っている。
竹専用のノコで、混んでるところの竹を伐採し、
枝を払って適当な長さに切る。
(ますます、どんな仕事かと訝られそうだが・・・)
こうして体を動していると、日常の雑事を忘れられていい。
作業をしている時はその動きに集中するから
他のことを考えることがない。
踊っているときと同じ。
前日あった嫌なことも、すべて、その時は忘れられて
おまけに「たいしたことじゃないじゃん」と思えさえするのだからね。
結局、作業が終わり、家へ帰ると
忘れたはずの事柄が部屋に色濃く残っていて
「ああ、そうだった」と引き戻されたりもするのだけれど。
それでも、サクサクと踏みしめる落ち葉の音や感触、
竹の切り口の瑞々しさや、笹の葉のさわさわする音の中で
確実に私は少し自分を取り戻したような気がした。
自分で意識している「自分」は、たった3パーセントだという。
あとの97パーセントは、意識しない自分である、と。
これは脳の話でもあり、いわゆる潜在意識・現在意識という分野でもあり、
またスピリットという表現をされることもある。
私たちはこんなたった3パーセントのちっちゃな領域で
日々一生懸命考えたり感じたりしながら生きているのだ。
そう、たった3パーセント。
そのちっぽけな領域で、
やれあーでもない、こーでもない、これが好き、あれはダメ、と
そんなゲームをしている。
自然の中に居たり、体を動かしていると、
ふと自分の境界が無くなる瞬間がある。
その時、もしかしたら私の3パーセントは他の97パーセントと
一緒になっているのかもしれないな。
瞬間、ゲームはすべて消えて無くなっている。
考えすぎる傾向がある私には
肉体労働が必要みたいだ。
私の97パーセントはちゃんとそれを知っていて、
時々私にこんな仕事を与えてくれるのかな(笑)
有難いことである。
今日の香り:ゼラニウム(フェイススクラブ)
とあるメーカーの洗顔シリーズにスクラブがあり、それを使ってみた。
ゼラニウムのエッセンシャルオイル配合、いい香りにうっとり。
今日のBGM: ”a day with no plans at all ” Bjorn Klakegg
ショートボブ [想]
この30年くらい、後ろの髪を肩より短くしたことは無かった。
短くてもセミロング、あとは多少の違いはあったものの、
総じてずーっと長い髪だった。
腰近くまであった髪を切った。いきなりのショートボブ。
周囲の反応がなかなか面白くて、
「思いきったねー」「若くなった」「マダムっぽいよ」「年相応だな」etc.
自分としては、
ストールやマフラーをするときにいつも手で払っていた髪がなかったり
櫛でとかすと途中で「あれっ」と、スルッと髪が終わってしまったりすることで
ああ、切ったんだった、と再確認する日々である。
どうしたの?と訊く人もいる。何かあったの?と。
何かあったかと訊かれると、あったとも言えるし特にない、とも言える。
一言で言うと、単なる心境の変化なのだ。
個人的な節目があった、といえばそうも言えるし、
うーん、そういうこと(笑)
以前記事にも書いたことがあるけれど
ほんとうに、髪型ひとつで気分は変わるもの。
そして事実として、身のこなしや仕草は確実に変わるものだ。
たぶん、この仕草や身のこなしの違いが、
性格まで違うように見せるのだろうね。
気分が変わっただけで性格など変わるはずもないのだけれど。、
また、伸びる過程で少しずつ変化していくのを楽しもうと思う。
今日の香り:ゼラニウム+パルマローザ+ペパーミント(オイルウォーマー)
ゼラニウムとパルマローザというちょっと甘い花のような香りを
少しのペパーミントが引き締める、そんな香り。
ちょっと冷静に。
奈良へ [想]
祖父の三回忌で奈良へ。
祖父が眠る墓は、もうほとんど京都に近い奈良の山里にある。
そこはもう本当に、これぞ「田舎」という村で、
畑の脇にたくさんの柿の木が植えられていて
晴れ渡った水色の空にきれいなオレンジ色が映るさまが美しい。
ふと下を見ると、
たわわに実った柿が熟して落ちるままになっている。
そういえば小さい頃祖父の家に遊びに行くと、
食後によく柿が出てきたなぁと、しばしタイムスリップ。
お墓で写真を撮るのは避けたかったので、美しい風景はご披露できないけれど、
近くや遠くの山並みも澄んだ空気も柿の木も、
もういやという程「奈良」なのだった。
祖父の家は近鉄奈良駅から歩いて10分もないくらいの所にあり、
歩いて東大寺や興福寺に行くことができる。
法要とお墓参りを終え、親戚との会食を終え、
家路に着く神戸や大阪の親戚を見送りついでに夕方叔父と散歩に出た。
ちょうど満月。興福寺の五重塔は地味にライトアップされていて
猿沢池からの眺めがなんともいえない風情。
京都のライトアップとはちと違う印象。
トコトコと52段の階段を上がって興福寺の境内へ。
京都と違うところは、こうして夜散歩していても
自由に境内に入れるところだな。
境内でもう一枚写真を撮った。

どうしても満月を入れたくて、ちょっと強引なアングル(笑)
小学校の2年生から中学3年まで、奈良に住んでいた私は、
学校の写生会でここに来たなぁ、その時ここに座ったなぁ、などと、
なぜか非常に懐かしく、つい感慨にふける。
あの頃の仲間や先生は今どうしているのだろうか。
散歩は続く。
叔父は歩くのが趣味なので、いろんなところを本当に良く知っている。
JR奈良駅近くの旧市街地は、昔はただ何の変哲もない町で
戦争中、歴史的文化財ということで爆弾を逃れたため残っている古い家が
立ち並んでいる生活の町だったのだが、
歩いてみてびっくり。
現在その界隈は「奈良町」としてにわかに観光地化されつつあった。
それでも、広い界隈にぽつぽつとギャラリーやカフェ、食べ物屋がある感じで
例えば観光客が立ち寄りそうな古布のお店の横は普通の民家で、
おばさんとその隣のおばあさんが通りに出て立ち話をしている。
そのなんとも中途半端な感じが微笑ましく、
どうかこのままであってくれますように、と祈り、歩く。
日の暮れた奈良町にはまだいくらか人影があったけれど、
とても、とても静かだった。
帰る日。
新幹線が京都からなので、ついでに京都に寄ろうと欲張ったのが運のつき。
11月の三連休、そりゃ混んでいるわよね。何も考えなかった私が甘かったのだ。
京都はもう、それはもうすごい人で、
嵐山、渡月橋界隈はもうお祭り騒ぎ、こりゃ花火大会かと見まごうばかり。
人人人でごった返していて、どこも列を成していて、
最近はテーマパークでもこんなに混んでないだろう、と思うくらいの賑わいだった。
こうなったら風情なんて無いに等しい。
そそくさとメインストリートを離れ、ちょっと離れたところにあるお店で休憩。
高山寺も苔寺も諦め、
それでもせっかく来たから、と、常寂光寺と落柿舎に寄った。
落柿舎は、芭蕉の門人でもあった向井去来の庵だった遺跡。
もう夕方近くになり、人影もまばらになった落柿舎にて空を見上げると、
当時は40本あったと言われている庭の柿の木に、まだ少しだけ実がついていた。
写真で枝の先にちょんっとついている丸いのが柿の実。
今回の奈良・京都は柿がテーマだったのかしら。
私の机の上には、奈良の山里でこっそりポケットに入れた柿の実が横たわっている。
楕円の、まだきれいなオレンジ色のその実を見ていると、
とびっきり晴れたあの空を思い出す。
おじいちゃんに会いたいなぁ、と今あらためて思う。
今年最後 [香]
今年最後の山での仕事。
里に着くまで車中から紅葉を楽しむ。
このあたりは植林した針葉樹が多いのだが、
それでも昔から残る広葉樹林もそこここにあり、
山はまだらの模様を見せる。
仕事とはいえ、ここに通うようになって何ヶ月か経ち、
里のおじさん(おじいさん?)達ともちょっと仲良くなれた。
おじさん達と山を歩いていつも感心すること、それは
彼らの姿勢の良さと、足腰の強さ。
山で生まれ育ったのだから、と言われるとそれまでなのだが、
本当にすいすいと足を運ぶ。背筋はまっすぐ、無駄な動きもまったくない。
かなりのお歳、と見受けられるおじいちゃんでも、
杖を使ってすいすい上る。息ももちろん上がらない。
たんたんと、すいすいと。見惚れてしまうほどなのだ。
一方私ときたら、そんなに高い山でもないのに
登りは息が上がり、くだりは膝というか足全体が笑っている。
仕事が終わって里に戻ると、
地元の畑で取れた野菜を煮込んだ芋煮汁が待っていた。
これがまた美味しいのだ。
お土産に、たくさんのサトイモとサツマイモを貰って帰る。
体を使い、芋煮でお腹も満たされた私は、
帰りの車の中で何度も寝てしまいそうになった。
助手席で寝てしまうのは運転している同僚に悪いので、
一生懸命目を凝らし、体をよじり、伸びをする。
あれしきでこんなに疲れてしまうとは、
まだまだ修行が足りませぬ。
今日の香り:クロモジの香り(きっと最高齢のTおじいさんが枝を手折ってくれた)
クスノキ科の低木で、枝にも葉にも独特の芳香がある。とってもいい香り。
この木で和菓子に添える楊枝などをつくるんだよ。
また、根には薬効もあり、生薬としても使われる。
「ちょいと削って削りカスを枕元に置いて寝てみな」とおじいさんは教えてくれた。
いい夢がみられるよ~って。
ウッドチップで [香]
土曜日は仕事だったので、今日はまたまた貴重なお休み。
ブーツを出したり、冬服の整理をしようと思い立つ。
これは先日頂いた多摩産間伐材(スギ・ヒノキ)のウッドチップ。
そのままでも木の香りがしてなかなか気持ちいい。
鉢植えのマルチング材にしたり、お風呂に浮かべたりいろいろ使い道はあるのだけれど、
ずいぶんたくさん頂いたので、今日は靴とタンスの防臭・防虫材を作ることにした。
そして、お茶パックを用意。
パックの中にウッドチップを入れる。
シューキーパー用にはサイプレスとティートゥリーを、
衣類の防虫袋用にはラベンダーまたはユーカリをそれぞれ垂らし、
袋をとじれば出来上がり!
布で巾着を作りそこに入れるともっとかわいいのが出来るのだけれど、
お茶パックを使うのは一番手軽な方法。
シューキーパーとして作ったものは、靴の中に入れたり、
そのまま下駄箱の中に入れておいても。
衣類用は、タンスの引き出しやクロゼットの中に。
香りが薄くなったら、ウッドチップを再度乾燥させてまた精油を垂らせばOK。
暮らしのいろんな場面で精油は大活躍する。
夕方、運動をかねて散歩に出た。
散歩の途中、家から20分ほどのところにあるユニクロへ立ち寄ってみる。
ユニクロは、年に4回くらい覗いてみる。
実はあまり買うことはないのだけれど、買う時は超ベーシックなものと決めている。
なんと今日は部屋で着られるあったかパンツが790円、
ウール100%のベーシックなグレーのハイネックセーターが1990円だったので購入。
ちょっとのお買い物でなんだか幸せ。
今日の香り:サイプレス+ティートゥリー(シューキーパー)
ブーツの季節。足の清潔感には気をつけたいものだ。
今日のBGM:EASTERN EXPRESSIONS 2: GOMERA
Ruben Van Rompaey
13種類以上の中近東のパーカッションを操るオランダ出身の
パーカッショニストの2作目。トルコ、アラビア、そしてインドのリズムまで。
寒さでやる気のない体を目覚めさせアップさせるには最高。
食欲の・・・ [想]
食べている。せっせと食べている。
ここのところ本当にごはんが美味しいのだ。
お米も根菜も果物も、甘いものもやたらと美味しい。
こうして何かにとりつかれたように食べるのは、
実は胃の調子が悪いことの証明なのだけれど、
そして調子に乗ってると、そのうち胃が痛くなるのはわかっているのだけれど、
そんなことは百も承知で、なお食べている。
そろそろ、まずいかしら、ね(笑)
と言いながら、また食べているのだ。
まったく、食欲の秋とはよく言ったものだなぁ。
今日の香り:ゼラニウム+ベルガモット(オイルウォーマー)
ゼラニウムは植物性のエストロジェン成分を含んでいて、
マッサージすることで体内にその成分が取り込まれる。
芳香浴程度ではそれほどの効果はないにしろ、
女性にはなかなか強い味方なのだ。










